夏いちごの生産・販売

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夏いちごの生産・販売

【2023年 夏いちごの生産について】
奥田農園では2023年分の夏いちごの生産を見送らせていただくこととなりました。
誠に恐れ入りますが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
奥田農園のサマープリンセス

夏に穫れる「夏いちご」

 いちごが冬の果物だと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、いちごの本来の旬は5〜6月です。日本ではクリスマスケーキにいちごが多く用いられるため、統計上いちごが最も消費されるのは12月です。いちご農家は12月のクリスマスに間に合うようにいちごを生産し収穫を始めるため、その後の冬の時期に生産量のピークを迎え春先までいちごが市場に出回るのです。冬に収穫されるいちごを仮に普通のいちごと呼ぶとすると、奥田農園で生産しているいちごは夏の時期に栽培収穫が行われる「夏いちご」です。いちごは暑さに弱い植物のため、夏いちごは日本全国でも限られた一部の地域でしか生産されていません。

夏いちご サマープリンセス

名実ともに「夏いちごの王女」

 奥田農園で生産を行っている夏いちごは「サマープリンセス」という長野県が開発した長野県独占の品種になります。夏季の糖度は7~8%(秋季には10%を上回る)、酸度は0.8~0.9%というサマープリンセス特有の甘みと酸味のバランスは、ケーキなどの洋菓子やいちごの加工品に重宝されています。果皮は光沢のある鮮やかな赤色で、形状としても奇形果や乱形果が少なく綺麗な円錐形を保ち、食味としても生クリームとの相性が抜群によいため、サマープリンセスは夏季期間のいちごの確保に苦しむ製菓業界や飲食業界において救世主と言われるほどに高評価を得ています。味はもちろんのこと、見た目も美しく、まさに「夏いちごの王女」として、ショートケーキの1番上で輝きを放つ、それがサマープリンセスなのです。

夏いちごとミツバチ

大地の恵みに感謝して

 八ヶ岳の麓、標高1,030mに位置する奥田農園では、夏でも冷涼な気候を生かして夏いちごを生産しています。高原の綺麗な空気、清らかな水、高い晴天率など、大地の恵みに感謝して長野県の品種であるサマープリンセスの生産を行い、諏訪地域そして長野県の発展に寄与することで恩返しができれば幸いです。

*夏いちごの販売について
奥田農園の夏いちごは業務用のみの販売となっております。
個人の方への小ロットの販売は行っておりませんので、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。

ウェディング・ケーキに「御和いちご」
メゾン・ド・フルージュ 苺のお店